こんばんは。キーちゃんです。今回はバットのバランスについてです。
先日のバット紹介の動画でトップバランスについて少し触れましたが、今回はそのバランスについて紹介していきたいと思います。
まずバットには大きくわけてトップバランス、ミドルバランス、カウンターバランスの3種類があります。このバランスはかなり大事な要素となっています。
その三種類は名前の通り、重心の位置によって分けられます。トップバランスは、重心がバットの先端にあるものなので、その分ヘッドが走り強い打球を放つことができます。その反面、先に重みを感じるので操作性に欠け、打撃技術がある人にしか使いこなせないバットです。
ミドルバランスは、重心がバットの真ん中らへんにあり、トップバランスに比べて操作性が増します。その上威力も落ちる訳では無いのでいいですよね。
カウンターバランスは、一般的にカウンターバランスで売られてるバットは少ないですがミドルバランスのバットに持つ部分を太くするタイカップ式のグリップをつけることで重心がさらにグリップ寄りになり操作性に特化したバットです。威力はかなり落ちます。
では、実際バットは何バランスが多く使われているのでしょうか。
一般的に軟式野球では複合バットの大半がトップバランスで作られています。長距離打者向けに作られているので。対照的に金属バットはほとんどがミドルバランスの設計になっています。
また、硬式野球でも木製バットはトップバランスが多いです。
では、金属バットはどうでしょうか。
金属バットは、高校生が使うことを想定して作られています。今の高校野球では900g以上のバットの使用が義務付けられています。ですがもしその1キロ近くあるバットをトップバランにしてしまっては、高校生が振り回すことは容易ではありません。なので、大体がミドルバランスかカウンターバランスとなっています。昨夏甲子園で話題を呼んだバットスカイビート31klfは、タイカップではありませんがカウンターバランスの構造となっています。
また、ブイコングも形状が木製に比べて根元の方まで太くなっていて操作性を高めています。
言われても振らないとわからないかもしれませんが、バランスはかなりバット選びで重要です。同じ重さでもミドルバランスとトップバランスは全然違います。皆さん、通販でバットを買うことはおすすめしません。実際に振って確かめるのが1番です。もし通販で買うのであれば本当によく読んでから買ってください。今日も読んでくださりありがとうございました。良ければシェアしてくれると幸いです。
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