皆さん。突然ですが昨日高校サッカーが開幕しました。國學院久我山高校が前原高校を8-0と圧倒しました。テレビで私も見てましたが、その國學院久我山のスタンドを見るととんでもない数の部員がオレンジのメガホン片手に応援をしていました。調べてみると182人いるそう。ものすごい数です。また東福岡高校のサッカー部は250人以上いると聞いたこともあります。(詳しくは知りません)
しかし野球では大阪桐蔭、履正社、智弁和歌山など少数精鋭の学校も強いように感じます。では、どっちが強いのでしょうか。てかそもそも少数精鋭のメリットはなんなのか。それも考えていきましょう。では少数精鋭と大所帯のメリットデメリットをそれぞれ見ていきましょう。ちなみにメリットデメリットは持論なので正しいとは限りません。
【少数精鋭】主な学校 大阪桐蔭、履正社、智弁和歌山、横浜など
少数精鋭は、一学年10~20人ほどの規模の野球部。セレクションを設けてるパターンが多い。
メリット 人数が少ないため一人一人の練習効率がいい。
大会の時などの遠征費などが安く済む。
3年生は大体外れるのが5人くらいなので3年生の競争力がすごく高い。
全員に試合経験を積ませることが出来る。
デメリット 人数が少ない分部費が集まりにくい。
野球部員が少ないので応援の盛り上がりにかける。
選りすぐりの部員達なので外れたりするとモチベーションが下がる選手も多い。
人数が少ないのでみんなで雑用をこなさなければいけない。
【大所帯】主な学校 花咲徳栄、明徳義塾、広陵、仙台育英、八戸学院光星など
基本的に入部を拒まず、だいたい入部できる学校。だいたい3学年で100人を超える学校を大所帯と呼ぶことが多い。
メリット 人数が多いので競争力が高い。
応援で盛り上がる。
部費が集まりやすい。
ベンチ外の部員が多いので雑用に人を回しやすい。
球場のボランティアなどに割り当てられることが多いので運営側からの好感度は上がる。
デメリット とにかく練習効率が落ちる。
だメンバー外の選手はどうしても練習の質が落ちてしまうのでメンバー外の選手の不満が高まる。
大会の時などの遠征費が高い。
部員が集まりすぎてしまうことがある。
試合経験に偏りが出る。
部員が多いので不祥事などが起こる可能性も上がる。
ではどちらが実績を残しているのでしょうか。今回は過去15年の夏の甲子園の優勝校の部員数で比較したいと思います。なお、自分の家には部員数などが掲載された本が2016年以前のものは持ってないのが多いので2016年以前の優勝校の部員数は仕方なく2019年の部員数を四捨五入してだいたいで表させてもらいます。それでは見ていきましょう。
※見ているデータによって違う可能性もありますがご了承ください。
2019 履正社 83人
2018 大阪桐蔭 63人
2017 花咲徳栄 137人
2016 作新学院 約90人
2015 東海大相模 約90人
2014 大阪桐蔭 約60人
2013 前橋育英 約70人
2012 大阪桐蔭 約60人
2011 日大三 約60人
2010 興南 約130人
2009 中京大中京 約100人
2008 大阪桐蔭 約60人
2007 佐賀北 約50人
2006 早稲田実業 約90人
2005 駒大苫小牧 約100人
2004 駒大苫小牧 約100人
という感じです。平均して89.6人でした。
もちろんこれが絶対正しいとも限りません。ですが参考にしていただければ幸いです。部員数で高校野球を見るのも面白いです。今日はまだ記事を投稿する予定です。今回も読んで頂きありがとうございました。
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