なぜ高校野球はヘルメットの色まで厳しく指定するのか

突然ですがみなさん、星稜高校のユニフォームを思い浮かべてください。星稜は黄色のユニフォームに青い帽子というデザインですね。
ですがヘルメットを見てみると、紺色と帽子とは一致していません。
奈良の名門、天理。帽子は紫ですが、ヘルメットはこちらも紺色です。
一致させればいいのに、そう思う方も多いかもしれませんが高校野球では訳分からない規則があります。

色は黒、紺または白のいずれか1色とする。

(高校野球使用道具の制限 7に記載)
だからプロ野球のカープみたいな赤いヘルメットや、ヘルメット本体とつばの色を変えるといったツートンカラーも出来ませんし、ラインなんかも入れられないわけです。
ここで私は今回、ラインは一旦置いといて選抜出場校でヘルメットと帽子の色が一致しないという学校を調べたところ、鶴岡東、健大高崎、国士舘、星稜、県岐阜商、天理、倉敷商(帽子は紺色であるがヘルメットは白いデザインとなっている)、明豊、鹿児島城西、磐城と10校もありました。これはどうなんでしょうか。
正直、ヘルメットくらいチームカラーにしてもいいんじゃないかとおもいます。確かに色が特殊だったら違和感もあるかもしれませんが、それでもチームカラーにした方がやはり学校の個性も出るので。
実際大学野球でも桜美林大や早稲田大はエンジのヘルメットだったり、その他青いヘルメットの学校なんかも沢山ありますから。また、プロ野球みたいにつばの所にラインを入れたり、ツートンカラーにしたりするのもいいと思うんですが...
またCフラップもいいと思います。よくプロで見る耳から顎にかけての守るやつですね。そうしたら確かに右用と左用で用意しなければ行けませんが、それでも事故が起きてからじゃ遅いと思います。
このように、高校野球は道具に関しては結構厳しいです。これはヘルメットに限らず、グラブだって単色じゃないとダメですし、バットのグリップだって最近はやりの柄の着いた「リザードスキン」なども現状では認められていません。
学生野球でカラフルなのは相応しくないかもしれませんが、それでも厳しすぎるのはどうかなとおもいます。
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キーちゃん

野球はそんな詳しくないですが神奈川中心に高校野球について書いていきたいと思います。 Twitter→KGkichan_280429

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